2021年02月 アーカイブ

地名の読み方

ここのところ晴れの天気が続いていて、本格的な春の到来か?と思っていましたが、気温も上がらず冷たい風が吹き抜け行く始末です。本格的な春到来は、今しばらく待たなければならないようです。

春到来とは全く関係がありませんが、日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまです。
鳥取県の難読地名を紹介し、なんと読むかというクイズがありました。形式を少し変えてクイズとしました。
次の表の最初の行が難読地名です。そして3つめの行にその難読地名の正しい読み方です。地名と読み方を線で結んでください。

伯耆

陸上

三朝

妻木

野花

金持

かもち

みささ

くがみ

のきょう

むき

ほうき

鳥取県在住の人や出身の人には簡単なクイズかもしれませんね。

ついでに数独を2題紹介しますので、暇を見つけて頭の体操をしてください。

msuu02_09 suuX02_09

2月最初の日曜日

美猫子

今日も、昨日同様春らしい穏やかな暖かい天気に恵まれるとの予報です。暖かいということは、ホッコリとした気分になるものです。でも厄介者のコロナウイルスがピッタリと離れようとしないのが癪の種ですが。
我が家では、ミー助が親方と目を合わせると、「散歩に行こうよ!」と喧しく騒ぎ立てるのが「癪の種」だとは親方のボヤキです。

今日は日曜日。パズルと数独が掲載されていたので紹介します。「春よ来い!早く来い!」そして「ウイルスさん早く立ち去って!」と祈りながら、頭の体操に励んでください。

【パズル】

mpuzz102_07 mpuzz202_07

【数独】msuuc02_06

msuuX02_07 ysuuX02_07

穏やかな天気です

美猫子

ご無沙汰してしまいました。
二十四節気の「立春」に入り、「春一番」宣言が出たのですが、本当はこの季節はまだまだ寒い頃なのです。しかし「春」という言葉が並ぶと、なんとなく春に入り込んだような気がします。
皆さんは風邪など引いてはいませんか? 我が家では、ミー助の元気さに飲み込まれた親方がウイルスやインフルエンザと仲良くしている余裕がない、と言っている状態です。

今日は毎日新聞のパズルと数独中級、そして親方が探してきた数独難題2題を紹介します。暇を見つけて頭の体操をしてください。

【パズル】
mpuzz02_06

【数独】 msuuc02_04

suuN202_06 suuN10206

早春賦という唱歌を知っていますか

今日2月3日は「二十四節気」の最初の節気にあたる「立春」です。「春の始まりの日」ですね。春と言っても、このころはまだ寒さが厳しい時期なのです。

♪春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず♪

この歌詞をご存知ですか?そうです「早春賦」という唱歌の歌詞です。歌詞の意味は、
【春とは名ばかりの風の寒さ
谷のウグイスは 歌おうと(鳴こうと)するが
まだその時ではないと 声も出さない】

ということです。「立春」とはこの歌詞の通りの様子です。「立春」という節季については、一つ前の記事をご覧いただければお分かりだろうと思います。

話は変わって探してきた数独2題を紹介します。
今日も数独の紹介がおそくなりましたが、実は運転免許証取得のための高齢者講習会に出席していて、先ほど帰宅したばかりでした。
まだ寒さが厳しい時期なので暖かくして頭の体操をしてください。

suuJ02_03 suuN02_03

春の兆しが現れ始めます

risttl節分の翌日に迎える立春は、冬から春に移る時期です。厳しい寒さも立春まで、少しずつ日足が伸び気温が上がり始め、木々は芽吹き、生き物たちの目覚めも間近です。 旧暦では、一年の始まりは立春。寒さのピークもここまでです。梅の花が咲き始め、少しずつ春の兆しが現れ始めます。 この頃の気温が寒い日が3日続いた後、暖かい日が4日続き、寒暖を繰り返す「三寒四温」を経て季節は春に向かっていきます。 「立春」は次の「雨水」までの間の2月3日から2月18日頃までの期間です。

skehai yukidoke 雪解:北国では雪解けはまだまだ先の話ですが、天候によっては急に雪解けが始まることもあります。春を告げる美しい言葉です。

■七十二候の区分

syokou rissyokou 東風解氷(はるかぜ、こおりをとく) 2月3日から2月8日頃まで。 東から暖かい風が吹き始め、張り詰めていた厚い氷を溶かし始めるころ。春の気配が少しずつ感じられるようになります。
sjikou risjikou 黄鶯睍睆(うぐいす、なく) 2月9日から2月13日頃まで。 春の訪れを告げる鶯の美しい鳴き声が聞かれます。年の最初に聞く鶯の声を【初音】といいます。
smakkou rismakkou 魚上氷(うお、こおりをいずる) 2月14日から2月18日頃まで。 暖かさを感じ始めた川の魚が動き始め、割れた氷の下から飛び出すような時期です。渓流釣りが解禁となる地域もあります。

■旬のもの

syokuzai

asatuki あさつき: ネギの一種ですが、「浅葱」と書くように、ネギよりも色が薄いのが特徴です。古くから葉と球根を食用としていて、色や香り、辛みを生かして和食全般に使用されています。
takana 高菜: カルシューム、カロテン、葉酸などの栄養素を含む、若干の苦みがる葉は、炒め物などに使われます。塩漬けにして発酵させた高菜漬けは有名です。
hagobou 葉ゴボウ: 関西地方では春を告げる野菜として馴染みです。シャキシャキとした食感の葉は和え物や天ぷらなどに最適です。
iseebi 伊勢海老: 熱帯域の浅い海に生息し、かつ伊勢湾で多く採れたためこの名がつけられた。刺身や焼きものなど和食に多く用いられるが、グラタンなどの洋風の料理にもあいます。祝いの料理や正月飾りなど、慶事に欠かせない食材です。
itoyori いとより: 赤や黄、金銀の筋が入る魚で、焼き物、煮物、吸い物などに用いられます。鮮度がよいものは刺身で食べると美味。
torafugu トラフグ: 天然トラフグが美味しいのは冬~産卵期にあたる2月の頃です。このころには白子もふっくらとします。透き通るほどの薄造りにしたものが「てっさ」です。
ichigo 苺: 旬は12月~5月ごろ。ビタミンCが豊富に含まれていて、甘酸っぱくおいしい。へたと反対側の先端の方が鮮度が高いので、へた側から食べると最後まで甘味を楽しめます。

smikaku

inaririsusi 稲荷すし:  甘すぎないじゅ~し~ないなり寿司。ほおばったときに汁がじゅわっとたまりません。濃い味のお揚げが好きな方は、煮汁を、砂糖大3・しょう油大3・みりん大2に増やして下さい。

材料(10~14個分位)●油揚げ    5~7枚(大) ●しょうゆ    さじ2 ●砂糖    大さじ2 ●みりん    大さじ2 ●だしの素    小さじ1/ ●水    カップ1と1/2 ●米    2合 ○酢    大さじ4 ○砂糖    大さじ3 ○塩    小さじ1 お好みで混ぜますゴマ・ガリ・みょうがを混ぜます。

■作り方

①  米をやや硬めに炊く。酢・砂糖・塩をよく混ぜて砂糖・塩を溶かす。油揚げをまな板にのせ、上からお箸をころころ転がす(開きやすくなる)。

② 半分に切って熱湯に入れて1,2分茹でて油抜きする。ザルにあげてあら熱を取り、手ではさんで水気を押し絞る。

③ 鍋に●印の材料と油揚げを入れ、中弱火で落としぶたをして煮る。煮汁が少し残るくらいで火を止め、そのまま冷まし残りの汁を吸わせる。

④ すし酢を大さじ1別にしておく。ご飯が炊けたら、すぐにお釜の中ですし酢を回しかける。ざっくり混ぜてしめらせた飯台にあける。

⑤ 時々上下を返してうちわであおいで人肌に冷ます。ゴマ・ガリ(みじん切り)・みょうが(千切り)などを散らしてサックリ混ぜる。

⑥ 別にしておいたすし酢を少し手につけ、すし飯をふんわりたわら型ににぎっておく。油揚げの煮汁を手のひらで軽く押して絞る。

⑦ すし飯をそっと油揚げに詰め、形を整えて完成。ぎゅうぎゅう詰めにしないほうが口当たりがいいです。

⑧ 口を下にして閉じたものと、口を上にして中身が見えるものと2種類作ってみました。

⑨ すし飯にきゃらぶきを混ぜ込んでお弁当に入れました。

⑩ エビの佃煮を混ぜ込みました。

⑪ 春バージョン錦糸卵と菜の花を飾りました

★コツ・ポイント 油揚げは煮汁が残ってる状態で火を止め、煮汁につけたまま冷ますと残った汁を吸ってじゅーしーでふっくらしたお揚げになります。お揚げは多めに作って、冷凍保存もできますよ。 酢飯には他に、大葉やガリ、ひじきの煮物などをまぜこんでもおいしいです。

syachou

mejiro めじろ: 目の周りが白いのが特徴で、集まって花の蜜をついばむ姿が愛らしい。
uguisu うぐいす: 美しい鳴き声で春の訪れを知らせてくれます。藪を好む小鳥で、鳴き始めに高低のある声が特徴で谷渡りと呼ばれる長く続く声も出します。

skusa

ume 梅: 日本へ渡来した当時は薬用にするため、果実を収穫することが目的だったそうです。現在のように花を観賞するようになったのは8世紀ごろからだそうです。
asebi アセビ: 日本原産で日当たりの良い山地に自生します。スズランのような花が咲き誇るさまは万葉集にも登場します。

sgyouji

hatuuma 初午:「初午(はつうま)」は、現在では2月最初の午の日で、2021年は2月3日にあたります。 奈良時代(711年)に京都の伏見稲荷大社に祀られている、五穀をつかさどる 農業の神様が、稲荷大社に鎮座されたのが初午の日だったところから、毎年その日に伏見稲荷大社で「初午祭(はつうまさい)」が催されるようになり、 「初午詣(はつうまもうで)」として五穀豊穣を願ってお参りをするようになったそうです。そして、その神様のお使いがきつねだったことから、好物 である油揚げや、米俵に見立てたいなりずしなどをお供えしました。この行事は、全国の稲荷神社や道端や屋敷神のお稲荷さんでも行われています。 子供の頃、祖母宅の小さな祠のお稲荷さんに油揚げやおだんごを供えていた のを覚えています。 ところで、なぜ、きつねの好物が油揚げと言われるのでしょうか。 それは昔、きつねを捕まえる時に好物のねずみの油揚げ(天ぷら)を餌と して使っていたところから、お供えが豆腐の油揚げになり、「きつねの好 物は油揚げ」となったようです。 いなりずしは、「お稲荷さん」、「きつねずし」とも言われ、関西では 三角形、関東では俵型に作られます。
harikuyou 針供養:針供養(はりくよう)とは、折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった針を豆腐やこんにゃくなどに刺して供養する行事です。 針供養は、2月8日、または12月8日に行われる行事なので、2021年も同様です。東日本では2月8日、西日本では12月8日に行うことが多かったようですが、地域に関わらずどちらか一方の日に行うところや、両日行うところもあります。 針供養の起源は定かではありませんが、中国の「社日(土地の神様をまつる日)に針線(針仕事)を止む」という習わしに起因するという説があります。平安時代には貴族の間で行われるようになったと考えられており、江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を願うまつりとして広がりました。針仕事は女性にとって重要な仕事だったため、折れた針や古くなった針に感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃく、もちに刺し、川に流したり、土に埋めたり、神社に納めたりして供養し、裁縫の上達を願いました。 豆腐など柔らかいものに刺すのは、これまで硬い生地などを刺してきた針に対し、最後は柔らかいところで休んでいただきたいという気持ちや、供物としての意味があるといわれています。昔はそれぞれの家庭で針供養を行っていたそうですから、豆腐やこんにゃくに針を刺し、身の回りの道具を大事にする気持ちを大切にしてはいかがでしょう。

1 2 3 4