今日から11月ですネ。ご存知の通り11月を「霜月」と呼びます。季節は冬に向かって進みますので「立冬」に入ります。
ところで今日11月1日は「本の日」という記念日に制定されています。11月3日の「文化の日」を中心としてその前の1週間と、その後の1週間計2週間が「読書週間」であることはご存知ですね。
この「本の日」は全国各地の老舗書店で結成された「書店新風会」が2017年(平成29年)に制定した記念日なのです。
日付は11と1で数字の1が本棚に本が並ぶ姿に見えることと、想像、創造の力は1冊の本から始まるとのメッセージが込められている。読者に本との出会いの場である書店に足を運ぶきっかけの日としてもらうとともに、情操教育の一環としての「読書運動」の活性化を目的としているそうです。
「書店新風会」は、「出版界に新風を」をモットーに、東京都区内を除く全国各地方を代表する伝統ある有力書店が結集した半世紀の歴史をもつ書店ネットワーク。会員各書店は、出版物供給の拠点、出版情報センターとして、郷土の読者のために中央と同じレベルの出版物供給態勢の維持をめざしている。地域文化振興をめざし、郷土出版、文化教室、講演会、展覧会、読書推進活動など、郷土の文化活動を支援している。
ということなのだそうです。
最近書籍離れが進んでいるといわれています。「本の日」や「読書週間」を契機として書籍に目を通してほしいと思います。オッサンのように時代小説でも構いません。活字に親しんでもらいたいと切に願います。