2016年07月31日 アーカイブ

蓄音機って?

突然ですが、「蓄音機」って言葉を聞いたことありますか、見たことありますか、そして触ったり操作してみたことはありますか?
オッサンくらいな年代の方々ならば、見たり操作をしたことが必ずあるはずです。

種明かしをすると、言葉の意味は録音機であり、レコードプレーヤーの前身となる機械です。
今日の用語としては、蝋管(ろうかん)などによるエジソンらの装置から、エレクトロニクス時代以前のレコードプレーヤーまでを総称して、日本では蓄音機と呼んでいます。

ejison_chiku chikuonki

左の写真がエジソンらの蝋管装置の蓄音機、右歯エレクトロニクス時代以前の蓄音機です。

【注釈】蝋管とは蝋(ロウ)を円筒状にしたものに溝を掘って音を記録再生するもので、直径2.25インチ(65mmぐらい)、長さ4インチ(100mmぐらい)です。
再生するものが蝋管再生機で、録音するものが蝋管録音機です。そのうち多く販売されたものは、もちろん 蝋管再生機です。
roukan

今日7月最後の日に「蓄音機」という代物を取り上げたのには理由があります。
今日は「蓄音機の日」なのです。
1877年のこの日、エジソンが蓄音機の特許をとりました。言葉の意味は録音機であり、レコードプレーヤーの前身となる機械です。

今ではスマホでも音楽を録音したり再生して聞くことができる時代ですね。

暑さが厳しくなる時節です。涼しくなる音楽でも聴いて暑さを忘れたら如何ですか?
音楽を聴くより冷えたビールを飲んだほうがいい!!まあ人様々ですからお好きなように。