2017年04月 アーカイブ

この紐の名前分かりますか?

最近あまり見かけなくなりましたが、本についている栞にする紐の名前をなんと呼ぶか知っていますか。
spin

そうです上の写真の紐のことです。本の背表紙の上部に直接糊付けされるか、または背表紙か花ぎれと背の間で接着される、しおりとして使用する平織りの紐のことです。
文庫本ではほとんど見かけませんね。オッサンが知っている限りでは1社だけです。他の出版社の文庫本にはこの紐はついていません。

この紐のことを「スピン」と呼ぶそうです。または「栞紐(しおりひも)」とか「リボン」とも呼ばれます。
栞紐を「スピン」と呼ぶのは日本独自の表現で、英語では一般にブックマーク (bookmark)、ブックマーカー (bookmarker)と呼ばれています。

一つ勉強になりましたネ。

パズルに挑戦

小桃
おはようございます。
最近は不安定な天気が続きますネ。二十四節気の「穀雨」の時期に入ったせいなのでしょうか?
暖かかったり・朝夕は冷え込んだりで、体調不良のような感じで困る!と親方はぼやいています。
今日は土曜日、毎日新聞のパズル掲載日です。
今日はどのようなパズルだと思いますか?
四角のマスの中から熟語を探し出す問題です。面倒かもしれませんがチャレンジしてください。
いつものとおり、答は画面左下の(さらに・・・)をクリックすると表示されます。

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(さらに…)

庭の梅の木が・・・

昨夕気がついたのですが、庭の梅の木の枝に葉が青々と茂っているのです!
それまでは葉などは全く見られなかったのでびっくり仰天でした。

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このような感じなのです。
そして梅の実も数が増えて大きくなってきたようです。

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2年前と同じく豊作になってほしいものですが・・・。

田畑が潤う時期です

semei 一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、「この時期は温かく柔らかい雨が降り、田畑を潤す時期」です。2017年は4月20日から5月4日ごろまでを「穀雨」といいます。 そして七十二候ではこの間をさらに3つに分けます。

asi ■初候:葭始生(あいはじめてしょうず)-4月20日から24日頃まで。
あしが芽生え始める時期です。
nae ■次候:霜止出苗(しもやみてなえいずる)-4月25日から29日頃まで。
霜が終わり稲の苗が生長する時期です。
botan ■末候:牡丹華(ぼたんはなさく)-4月30日から5月4日頃まで。
牡丹の花が咲く時期です。

syumono

yariika ■魚1 ヤリイカ
全体的に細長く、地方によってはササイカ、サヤナガ、テッポウなどの呼び方があります。
ヤリイカは透明、茶色、白と色が変化していくため、透明のものは鮮度が高いといえます。
mebaru ■魚2 メバル
春告魚とも呼ばれ、上品な白身で刺身はもちろん、煮物や焼き物にしても絶品です。
takenoko ■野菜1 筍
筍はタケ類の地下茎からでる幼茎のことです。「筍」という漢字は、竹が10日間(一旬)で成長するため、竹の旬の時期という意味が由来であるとも言われています。
hebiichi ■野菜2 へびいちご
名前からして、毒々しいイメージがあるかもしれませんが、毒はありません。果実はきれいな赤色ですが、味がないことから食用とはされていません。
fujinohana ■花1 藤
桜が散ると、藤の季節になります。日本では、藤棚や盆栽に仕立てられることが多く、垂れ下がる紫の花は、周囲の緑に映えて鮮やかさを演出し、人々の心を惹きつけます。
tutuji ■花2 ツツジ
日本では古くから園芸品種として多くの品種が生み出され、白、ピンク、赤、斑入りなどがあります。
yukino ■風物詩1 雪の大谷
雪の大谷がある立山室堂平は標高2,450mの位置にあり,世界でも有数の豪雪地帯です。
その山頂に降り積もる雪の高さは何と最大で20m。
その室堂平まで続く雪を除雪した後に残る,両脇にそびえ立つ雪の壁が通称「雪の大谷」と呼ばれています。
両側にそびえ立つ雪の壁を間を歩く「雪の大谷ウォーク」はこの時期の立山観光最大の見どころです。
今年は4月10日に部分開通,15日(土)に全線開通です。
例年だと6月中旬ごろまでの開催期間ですが,当然雪の壁の高さは少しずつ下がっていきます。今年はしっかり雪が降ったため,雪の大谷を十分に満喫できそうです。
hachiju ■風物詩2 八十八夜
八十八夜というのは立春から数えて88日目(87日後)のことです。
「米」という漢字を分解すると八十八になる(88歳のことも米寿と言いますね)ことから、農業に携わる人にとっては大変重要な日とされてきました。2017年は5月2日が八十八夜となります。
その年で最初に新芽を摘んで淹れたお茶を「一番茶」または「新茶」といいますが、八十八夜に摘まれた新茶は、栄養価が高いとされ珍重されていました。
新茶には冬の間に蓄えられた成分が詰まっており、そのためお茶のうまみとなるテアニンなどの成分が豊富に含まれています。

茶盛って知ってますか?

お酒が好きなオッサンですから「酒盛」というのは知っていましたが、「茶盛」というのは知りませんでした。お茶っぱを盛り上げて何をするのだろうかと首をひねりました。

奈良の「西大寺」で毎年4月の第2日曜日とその前日に鎌倉時代から催されている茶儀-大茶盛式-のことなのです。西大寺のホームページによると、

延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来する伝統行事です。「戒律復興」をめざした叡尊上人が不飲酒戒の実践として酒盛の代わりに茶盛としたことと、「民衆救済」の一貫として当時は高価な薬と認識されていた茶を民衆に施すという医療・福祉の実践という二つの意義によって、八百年近く連綿と受け継がれてきた宗教的茶儀であります。(中略)
同じ一つの大きな器でたてた同じ味のお茶を、そこに集まった人々が、皆で助け合いながら同じ茶碗から廻し呑みをして、和合を深める式のことなのです。

僧侶が直径30cm以上もある大茶碗にお茶を点て、参加者に振舞います。お茶を回し飲みする様子はとても和やかな雰囲気なのだそうです。

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お酒だけではなく、お茶も好きなオッサンですから一度いただいてみたいものです。

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