2016年01月20日 アーカイブ

大寒に入ります!!

一番寒い時期といわれる「大寒」は、通常ですと1月20日から始まりますが今年は1月21日からだそうです。

この一番寒い時期に各地の神社では寒稽古が行われます。
都心で有名なのは、鹿島神社の大寒禊です。
1年で最も寒いとされる大寒の日(例年1月20日)から近い土日に大寒禊が執り行われます。ところが今年は大寒に近い土日ということで1月17日に行われたそうです。

鹿嶋神社の長い奥参道を抜け、奥宮から左手奥に坂を下りると御手洗池に突き当たります。決して枯れることがなく、大人が入っても、子供が入っても水面が胸の高さを超えないと言われ、鹿島の七不思議伝説のひとつとなっています。この池で禊をして心身を清めてから参拝します。

池に身を浸す前には、入念な準備体操があります。入水前の準備運動として、神職の掛け声とともに船を漕ぐ動作の鳥船が始まります。

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(入水前の鳥舟の様子)

入水前の準備運動が終わると入水して祝詞を上げます。たくさん着込んでいても寒さが身にしみる真冬。男性はふんどしとハチマキのみ。女性は、白装束姿で池に身を浸し十数分ほど祝詞をあげる荒行です。

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(池に身を浸し祝詞を上げる様子)

寒さが苦手なオッサンには到底我慢出来るものではありません!!
このような荒行なしに参拝できる神社を選びますね。オッサンならば。
だから御利益が少ないのでしょうネ。