2016年01月23日 アーカイブ

今年は申年だから赤い下着を・・・

もう1月も終わりに近づき全く気にしていなかったので、タイトルにあるような話を持ちかけられて戸惑ってしまいました。

「そうなの。猿は顔もお尻も赤いから、それで赤い下着を身につけるのか。でもオッサンは赤い下着なんて持っていない!」

「赤い下着を持っていないことは分かるが、申年と赤い下着の謂われは猿の顔やお尻とは関係ない」

というやりとりがあったのですが、悔しいので調べて見ました。
いろいろな謂われがありますが、それらをまとめると次のようになりました。

"日本では昔から、「申年に赤い下着を身につけると健康に過ごせる」という言い伝えがあります。 申年のサルにかけて、“病が去る”という意味があったり、赤は昔から“病気を防ぐ厄除けの色”という言い伝えもあるので、申年には赤い下着がいいと言われているそうです。
赤とは、さまざまな色のなかでも、とりわけ鮮やかで、印象的で、明るいものです。さらにこの「あかるい」が赤の語源になったのではといわれています。赤信号、商品の広告、消防車……と、人に注意を促す場面でよく使われているのは、このためです。
縁起が良いとされる申年について、日本各地にさまざまな言い伝えがあります。
「申年に赤い服を身に着けると病が去る」
「申年に赤い肌着を贈られると、将来も下の世話にならないですむ」
「申年に赤い下着を4枚贈られると、死(4)が去る」等々。
その鮮明な「赤」には、穢(けが)れを祓(はら)い、厄を落とす、魔よけの効果があるとされてきました。
また「赤ちゃん」という呼び名からもわかる通り、穢れていない、無垢(むく)の象徴、生命力の現れでもあります。
このように、魔よけの効果があるとされる「赤」と「猿=去る」という言葉の組み合わせにより、申年には、赤い衣服で災厄を打ち破るという風習がつくられていったようです。

赤い下着なら何でもいいのですが、中でもおすすめは「パンツ」です。
東洋医学では、「赤い布を保温効果で体が温まる」「活力・気力を補える」と考えられているそうで、特に、おへその下指3本分のところにある「丹田」というツボは、全身のエネルギーの源と言われていて、赤い下着で丹田を覆うと、丹田を刺激するのと同じ効果があると言われているそうです。"

ということなのです。昨日お話しした「六曜」のように迷信のような感じもしますが、「赤いパンツ」は東洋医学でも推奨されているようですから是非穿かなければ、と思います。