2016年10月08日 アーカイブ

寒露の季節です

今日もとうとう昼頃から本格的に雨が降ってきた憂鬱な天気です。
今年の秋は10月に入っても真夏日に見舞われという始末です。日本特有の季節感がなくなってきたようです。
しかし、暦の上では秋が深まる季節となりました。
10月8日から10月22日ごろまでを「寒露」の季節と呼びます。
秋が深まり、夜はめっきり肌寒く、朝夕は冷たく感じられるころなのです。
七十二候では「寒露」の季節をさらに3つに分けています。

●初候 10月8日~12日 鴻雁来(こうがんきたる) 雁が渡ってくる頃。
kari
●次候 10月13日~17日 菊花開(きくのはなひらく) 菊の花が咲き始める頃。旧暦では重陽の節供の時期で、菊で長寿を祈願しました。
kiku
●末候 10月18日~22日 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) 戸口で秋の虫が鳴く頃。昔は「こおろぎ」を「きりぎりす」と呼びました。
koorogi

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秋の味覚は豊富です。
●山に幸:アケビ、グリーンレモン、栗、しいたけ、しめじ、舞茸、なめこ、ぎんなん、マツタケ、ムカゴ
●海の幸:サンマ、シシャモ
どれも皆さんご承知の食材ですね。オッサンにはムカゴが珍しい。下の写真がムカゴです。
mukago

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●植物:ナナカマド、ドングリ

nanakamado donguri

ドングリはオッサンが散歩する河原の散歩道にも多く落ちています。
●生き物:マナズル
manazuru
冬になると北から飛来します。

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●鹿の角切

sikatuno

古都・奈良の秋を彩る勇壮な「鹿の角きり」は、江戸時代に始まりました。
雄鹿にとって大切なシンボルでもある角を切られるのはとても残念なことですが、
人との共生の歴史の中でうまれた奈良ならではの伝統行事です。
今年は10月8日(土)~10月10日(月)の間、春日大社境内「鹿苑」にて行われます。

●重陽の節句
chouyou

五節句の一つで旧暦9月9日(新暦の10月上旬ごろ)に行われます。菊人形の展示や菊酒を飲む風習もあり「菊の節句」とも言われます。
●十三夜
13ya

10月13日は十三夜のお月見です。
お月見は中国から伝わった十五夜が有名ですが、日本では日本独特の風習の、旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじられていました。十三夜は栗や豆を神棚などに供えることから、「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれます。そして十三夜の夜は晴れることが多く、「十三夜に曇り無し」と言われます。

脳は活発ですか?

ドンヨリとした曇り空の天気です。
オッサンの頭の中もドンヨリとしていて脳が活動していません。
“オッサンの脳は活動していないのは何時ものこと”なんて、つれないことを言わないでくださいネ。

今日は土曜日。毎日新聞定例のパズル掲載の日です。
お題は次のとおり四文字熟語シークです。

puzz10_8

脳が活発に活動している方は勿論、活動していない方もチャレンジして下さい。

(さらに…)